まるでラーメン日記2

色々書きます

好きなアイドルに彼氏がいたらしい

コロナのなんか色々が落ち着いたら絶対会いに行くかんな!!めちゃくちゃチェキ!めちゃくちゃチェキ撮るもんな!めちゃくちゃ!ウオウオ!!

 

と思っていたアイドルが、なんか彼氏がいたらしいです。ちょっとショックで詳しくは追えてないんですけど、なんかチューしてるプリが流出してました。

 

アイドルも人間ですからね、お腹が空いたらご飯を食べるし、眠くなったら布団に入るのと一緒で、恋がしたくなったらしちゃうんだよな、若い女の子だし、仕方ない

 

ぼくもウンコしたくなったらトイレ行くんでわかります

 

繋がりなのかメン地下なのかなんかよくわかんないんですけど、でもオレとチューしてくれないならチューしてるプリクラなんか撮るなよ って思います。陰でこっそりしろよ、絶対それも仕事だろ、それかオレともチューしろよ

 

オレともチューしろよ

 

先週くらいに「4箇所も蚊に刺さされた〜」みたなストーリーをあげていて、ンフ〜〜〜蚊になって彩〇愛の血を吸いたいなァ〜〜〜チューーーッ!!www とか言ってたのを思い出してなんとも言えない気持ちになりました。

 

あのときは完全に蚊のマインドでした、もしかしたら殺されるかもしれない、それでも、どうしてもアイドルの血を吸って自分の血肉としたい、そういう極限のスリルで"生"を感じたかったのかもしれません

 

ただ今思うと、人間から蚊になってアイドルの部屋に侵入大成功して、バレないように一吸いしたあたりで、もし、万が一…

 

「「その部屋に彼氏がやってきたら」」

 

しかも人間だった頃なんか現場で見たことあるやつだったら、怒りとか悲しみとかもう色々な感情でプルプル震えて血の涙を流していると思います。せっかくさっき吸ったのにね

 

でも、絶対にそこで退きたくないから、彼氏がいる前で、蚊としてのプライドをかけてもう一吸いしに行くと思います。

 

「ね〜〜蚊がいる〜」

「まじ?(立ち上がる)」

 

人間は蚊を殺すことに何の感情も持ちません、ぼくも人間なのでわかります。なんなら「やってやった」とまで思います、ガッツポーズ

 

蚊にしてみれば本当にいい迷惑です。ちょっと刺しただけなのにマジで殺しにくる、毎日がとんでもないところにメシを貰いにきちまったという状態

 

それでも吸いに行きます、これは"意地の吸い"、絶対に彼氏にだけは殺されたくない、夢を叶えて蚊になったのに、そんなの死んでも死にきれない

 

なんとか爆速でエアコンの陰あたりに逃げ込めたとしても、そこからも地獄です。

 

若い男女がひとつ屋根の下ですることなんか屋根という概念が生まれたときから決まっています。そこで始まらなかったら、それはそれで終わりです。

 

人間のとき笑いながら話して握手もしたしチェキも撮ったアイドルと知らない男の屋根下を見るのは本当にしんどいと思います。

 

エアコンの陰で目を瞑って、蚊って耳あるのかな?たぶんある耳を塞いで、震えながら、泣きながら屋根下が終わるのを待つしかないのです。蚊だから

 

オレはまだここにいるのに、蚊に刺されたことも、部屋に蚊がいることもきっと忘れてしまうんでしょうね

 

たぶんある耳を塞いでも入ってくる声を聞きながら こんなことならさっき殺された方がマシだったんじゃないか とすら思うはずです。

 

そんなことを考えているうちに疲れて眠ってしまった彼女の首に止まって、なんだかんだもう一吸いするんだと思います。

 

「こんなに辛いなら、蚊になんかなるんじゃなかった」

 

泣きながらリアルに枕元でめちゃくちゃシコります。実はチラチラ見てたんだよね、蚊ってシコるのかな??

 

突然の寝返りにびっくりして、人間だったときの、中学生のとき部屋でシコってたら親がきたやつを思い出したりするんだと思います。

 

こんなことはもう終わりにしよう… 最後に泣きながらもう一吸いして、心は空っぽなのにタプタプのお腹でなんとか部屋を出るんだと思います。

 

「プゥ〜〜〜〜ン(さよなら)」

 

 

 

今年の夏は蚊を殺せないと思います。

 

余談なんですけど、蚊に刺されることを「蚊に食われる」とよく言うのですが、方言らしいです。 最近知りました。「蚊にかまれる」って言う地方もあるらしいです。方言て面白いですよね

 

 

あと血を吸うのはメスだけらしいです。